止まり木は、鳥が食べたり休んだり移動したりする時に使う大切な場所です。買った時からずっと同じ状態とは限りません。掃除のついでに表面と固定を確かめ、鳥自身がどう使っているかを観察しましょう。
同じ太さだけにせず、足に合うものを
RSPCAは、太さや大きさの違う天然木の止まり木を用意し、足をさまざまに使える環境を勧めています。VCAの飼い主向け解説も、太さが一様な止まり木による足裏への同じ圧力や、つかみにくいサイズに注意を促しています。鳥の種類や足の状態に合わせて選びましょう。
太さの数字だけで決めるより、足でつかんで安定しているか、滑っていないかを見ます。足の病気や関節の問題がある子は、一般的な選び方がそのまま合うとは限らないため、病院で相談してください。
止まり木を外したら三つを確認
- 表面:ささくれ、割れ、鋭い欠けがないか。
- 固定:ネジや留め具が緩み、回ったり外れたりしないか。
- 清潔さ:便や食べ物がこびりつき、湿ったままになっていないか。
傷んだ物を接着剤やテープで応急修理して使い続けず、交換を検討します。ロープ類はほつれが絡んだり、飲み込まれたりする危険があります。紙やすりを巻いた止まり木も足裏を傷めることがあるため、爪の手入れを任せる目的で使わないでください。
木の枝を自分で拾って使う時は、樹種や薬剤への接触が分からない物を避けます。天然素材というだけで安全とは言い切れません。
置き場所を変える前に写真を撮る
上の止まり木から便が食器や水へ落ちる配置になっていないか、翼を広げる空間が残っているかを確認します。止まり木やおもちゃを足しすぎると移動しにくくなるため、空間も用品の一つとして考えましょう。
家庭での点検例として、掃除前の全体写真に「寝る場所」「食べる場所」を書き込んでおきます。配置を変えた後に使わなくなった場所があれば、元の写真と比べます。新しい止まり木だけに一度に入れ替えず、警戒する様子がないか確認しながら進めてください。
足を無理に広げず、動きの変化を見る
観察のために無理に捕まえて足裏を広げる必要はありません。左右の足の使い方、移動時の滑り、同じ足をかばい続ける様子を見ます。「昨夜から右足をつかない」「前は使っていた上の止まり木へ移らない」のように記録すると伝わりやすくなります。
赤みや腫れ、傷、出血、足に力が入らない様子があれば、鳥を診る動物病院へ速やかに相談します。止まり木に乗れない、床でうずくまる、呼吸がおかしい場合は、配置変更で様子を見ることを優先せず、すぐに受診相談をしてください。
参考資料
資料確認日:2026年9月12日。家庭での手順例は、上記資料を踏まえてPetter編集部が構成しています。
