牧草の袋を買って器に入れるだけでは、うさぎが十分に食べているかは分かりません。毎日の補充を、食べ方や便を観察する機会に変えてみましょう。ここでは献立全体を決めるのではなく、いつもの牧草に無理なく届き、食べた様子を確認できる環境に焦点を当てます。

牧草にいつでも届く状態を作る

Rabbit Welfare Association & Fundは、草や牧草を食事の中心にし、常に利用できるようにすることを勧めています。ペレットを山盛りにして牧草の代わりにするのではなく、食事全体の内容は年齢や体調に合わせて相談しましょう。清潔な飲み水もいつでも飲めるようにします。

最初に、普段休む場所から牧草までの動きを見てください。背伸びをし続けないと届かない、入り口が狭い、別のうさぎが前をふさいでいるといった点がないかを確かめます。器や牧草入れは、頭や足が挟まらず、その子が自然な姿勢で食べられるものを選びます。

補充前に「残り方」を見る

補充のたびに、上から足す前の状態を一度確認します。食べた量を家庭で厳密に測るのは難しくても、昨日との違いを記録することはできます。濡れたり汚れたりした牧草を取り除き、清潔なものを補充してください。

  1. 食べた場所と、ほとんど手をつけていない場所を確認する。
  2. こぼしただけなのか、口を動かして食べているかを短く観察する。
  3. 便の数や大きさ、元気、いつもの食事への反応も見る。
  4. 家族に伝える時は「食欲あり」だけでなく、見た時刻と様子を書く。

配置を変える時は一か所ずつ

例えば、遠い隅の牧草入れを使わないなら、元の場所を残したまま、よく過ごす場所の近くにも清潔な牧草を置いて反応を見ます。一度に器、牧草の種類、部屋の配置を全部変えると、何が影響したのか分かりにくくなります。変更点とその後の食べ方を一行ずつ残しましょう。

「新しい場所では食べた」「同居の子が離れると食べた」といった具体的な記録は、次の配置を考える助けになります。ただし、食べる量が落ちている時に、この比較を何日も続けないでください。

食べない時は牧草選びより受診相談

急に食べない、便が出ない・明らかに減った、うずくまるなどの変化は、単なる好みとは限りません。RSPCAは病気や痛みが疑われる時の速やかな獣医師への相談を勧めています。好物だけを何種類も試して受診を遅らせず、うさぎを診る病院へすぐ連絡しましょう。強制給餌や薬の使用は、診察と指示を受けてから行ってください。

参考資料

資料確認日:2026年9月12日。家庭での手順例は、上記資料を踏まえてPetter編集部が構成しています。